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3.社会のために

従業員エンゲージメントの向上のために

健康経営について

産業医、保健師・看護師、衛生管理者などの産業保健スタッフを中心に、健康増進・健康管理活動、過重労働の防止、職場環境の改善に取り組んでいます。

健康経営優良法人のロゴ

ワークライフバランスの充実

沢井製薬では、ワークライフバランスを重視しており、社員一人ひとりのライフスタイルに合わせた働きやすい職場環境づくりを意識しています。職場特性に即したフレックスタイム制度や在宅勤務制度の導入、転居をともなう人事異動のないエリア社員制度等の多様な働き方の選択肢を準備することで、社員のワークライフバランスの充実を図っています。

また、2024年4月から社内公募・社内兼業制度を導入し、社員の意思を尊重した異動機会を提供。自律的なキャリア形成を促進するとともに、意欲ある人財の異動を通じた組織の活性化、部署間連携の強化を推進しています。

育児・就労支援、介護対応施策

社員一人ひとりのライフステージに合わせた働きやすい職場環境づくりを意識し、育児休暇、キッズフレックス制度(短時間勤務制度)を導入しています。また、最長1年間の取得が可能な介護休暇を設けるなど、法定要件を上回る内容の制度も整備・確立しています。

メンタル不調からの復職支援施策

個別の復職支援プログラムを策定し、担当医師と産業医・保健師との連携によってスムーズな復職支援を実施しています。

社員定着への取り組み

永年勤続表彰や再雇用制度のほか、カフェテリアプラン(福利厚生制度)などを整備し、社員が長く働ける環境整備に努めています。

社員の資産形成

沢井製薬は確定拠出年金を採用しておりますが、運用は受益者である社員が行っているため、運用に関して当社と社員の間に利益相反が生じることは想定していません。
一方、企業年金の運用は社員の資産形成に影響を与えることから、人事部に担当者を配置し教育等を実施しています。また、当該担当者は運営管理機関から半年に1回、面談による運営状況の報告を受けています。運用商品の選定においては、確定拠出年金法に定める金融商品から収益特性の異なるものを選定するとともに、運用商品を追加・変更する場合は事前に労働組合に対する通知・相談等を行っています。

個人のキャリア開発の促進

社員の能力・適性に応じた人財配置に加え、階層別・本部別に人財育成プランを提供しています。

人財育成、能力開発、キャリア形成への積極的な取り組み

沢井製薬では社員それぞれの階層に応じた研修を実施し、社員のスキルアップを支援しています。例えば、20代後半の若手層の育成のための初級社員研修、30代の中堅層に対しては、将来の管理職登用に備えた心構え・スキル養成のための等級別研修、管理職向けには管理職としての役割を再認識し、職責を全うするための新任管理職研修、部下マネジメント研修、評価者研修などを実施しています。また、MR認定試験など各種試験・資格取得への支援のほか、海外留学制度も設けています。

良好な労使関係

労働組合とは良好な労使関係を保っており、組合員の労働条件の改善と経済的地位の向上を図るために、労働協約を締結し、さまざまな課題について定期的に協議しています。
労働協約において、会社は組合員の正当な組合活動の自由を認め、これを理由として不利益な取り扱いをしないこと、また、会社と組合は、対等な立場で協議するために、労使協議会を設け、定期開催することを定めています。

ID&E(インクルージョン・ダイバーシティ&エクイティ)推進のために

女性の活躍推進

沢井製薬では女性活躍推進法に則り、女性が活躍できる職場環境の構築、人事制度の整備などのほか、外国人の雇用・活用にも取り組んできました。

2022年には、サワイグループ全社からメンバーを募り、インクルージョンとダイバーシティ、エクイティの推進施策を検討する全社プロジェクト「S-Wing(スウィング)プロジェクト」を立ち上げました。プロジェクトからは、経営層を含む社員の意識改革に向けた研修の実施など、多くの検討課題が提起されました。その提言を活かし、これらの施策をさらに加速させる専任部署として、2023年10月に「ID&E推進室」を設置しました。

障がい者雇用

障がいを持つ方にも働き甲斐のある職場を提供し、法定の障がい者雇用率を上回る障がい者の方の雇用を目指しています。

サワイグループホールディングスのWebサイトに移動します。

国際親善女子車いすバスケットボール大阪大会の協賛

本社所在地である地元大阪で開催される国際親善女子車いすバスケットボール大会のスペシャルスポンサーとして協賛し、障がいを抱える女性選手の活躍を支援しています。

人権尊重のために

臨床試験(生物学的同等試験)における人権配慮

事前に試験計画の倫理性・科学的妥当性を沢井製薬治験審査委員会にて慎重に審議しています。試験実施に際しては、被験者本人の自由意思による同意を得るとともに、GCPが遵守されているかの監視・監督を行い、被験者の人権保護に努めています。

ハラスメントの防止・撲滅

ハラスメントのない働きやすい職場環境を構築するため、「就業規則」において、ハラスメントなどの言動を行うことを禁止しています。また、すべての役職員に対して、セクシャルハラスメントやパワーハラスメント等の禁止について、定期的に研修によって注意喚起を行い、これらを未然に防ぐように努めています。

公正な処遇と賃金

沢井製薬では、すべての社員がそれぞれの評価に基づいて、公正かつ適正に処遇されます。最低賃金の定めを遵守し、それを上回る賃金を支払うことを基本とし、同一労働・同一賃金の原則に従い、同等の労働に対して性別や年齢による格差はありません。

団体交渉・結社の自由

沢井製薬では、労使関係における結社の自由と団体交渉権を尊重しています。