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2025年度 入社式におけるトップメッセージ

沢井製薬株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:木村元彦)は、本日4月1日、2025年度の新入社員208名に対し、入社式を開催いたしました。

代表取締役社長 木村 元彦のメッセージ要旨

入社おめでとうございます。
私自身、社長として迎える2度目の入社式です。4つのキーワードを意識した新社会人としての心構えについて、社長ではなく、ひとりの社会人の先輩としてお伝えします。

①会社/企業理念
会社とは、世の中に貢献する社会的責任を持っている組織です。皆さんは組織人として、責任を担わなければなりません。学校生活は多種多様な知識を学ぶ場でした(インプット中心)。一方、会社は学んだ知識を智恵に変え社会的責任を果たす場です(アウトプット中心)。その社会的責任を果たすために定めた会社の決まり事である企業理念は、活動の判断基準となる一貫性のある考え方として最も大事なものです。沢井製薬の企業理念「使命、挑戦、願い」をしっかり頭に刻み込み、暗記するだけではなくその内容を理解することで、自分自身の行動の基準にしてください。

②仕事の基本/現場
校則があるように、仕事にも細かな決まりごとがあります。仕事の基本を数年かけてしっかりと覚えて、「なぜそうなのか?」を理解し、他の人にも教えることができるようにならなくてはなりません。そのためには積極性が何より大切です。生産・営業・研究など、いろいろな現場に直接足を運び、質問し、「何が起こっているのか?」を見聞きし、行動してください。「知っていること」と「実行できること」は全く違います。「上司から言われたから」ではなく、「なぜそうしているのか?」を腹落ちさせてください。頭で理解しても、行動が伴わなければ責任は果たせません。若いうちは、スポンジが水を吸収するように、色々なことを自ら率先して経験し、自分の力に変えていきましょう。経験が力となり自分自身の成長と自分の存在意義を実感する日が必ず来ます。

③会社と従業員/責任と権限
会社が存続し社会貢献し続けるためには、会社は成長し続けなければなりません。会社が成長するためにはここにいる皆さんも成長しなければなりません。会社は、従業員が成長するために責任と権限を伴った成長機会として、少し難しい仕事を提供します。将来、皆さんが会社の柱を担う組織人になるために、今後色々な新しい仕事を任されることでしょう。その時に、責任逃れの言い訳ばかりで責任を負わないのではなく、自分に与えられた仕事にしっかりと責任を負い最後までやり遂げる人間になってください。そうなることで組織に貢献でき、真の組織人として社会に貢献できる人間になれます。

④挫折と成長
この先、会社生活や私生活でも色々な苦労を経験し、挫折も1度や2度ではないでしょう。私自身も挫折や悔しい思いを何度も経験してきました。ですが、挫折や失敗無くして成長はありませんし、そこで逃げてはいけません。時には休憩も必要ですが、逃げずに、やめずに、ごまかさずに、忍耐力や粘り強さを身につけてください。そうすることで、いずれより多くの人が皆さんの存在意義を認め、自分の大きな喜びに変化する時が必ずやってきます。進行、進化、成長、達成の先に、幸せが待っています。これからの沢井製薬の成長は、皆さんの成長とともにあります。皆さんが沢井製薬とともに大きく成長されることを祈念しています。

ともに頑張っていきましょう。