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すべては、患者さんに届くその前に。

Y.H
関東工場 品質管理部 品質管理1課
2015年 新卒入社

現在の業務内容と入社後に経験された業務内容を教えてください。

業務内容は、工場に入荷した原薬・添加剤の受入試験です。工場では、受入試験に合格した原薬・添加剤を使って患者さんが服用する医薬品を製造します。
関東工場の品質管理部では品質管理1課が原薬・添加剤の受入試験を、品質管理2課が製剤試験を担当しています。
私のこれまでの経歴は、三田工場の品質管理部で原薬・添加剤の受入試験、製剤試験、バリデーション業務を、三田西工場の品質管理部で製剤試験を経験しました。
経験した部署としては品質管理部のみですが、品質管理業務の中では様々な業務を経験しました。

現在の仕事のやりがい、面白さを教えてください。

医薬品は現代社会において、なくてはならないものになっています。我々は、大切な医薬品を社会へ供給しているという使命感をもって働いています。また、医薬品製造工場における品質管理部は、患者さんが安心・安全にお薬を服用できるように品質にこだわり、責任をもって業務に励んでいます。
このような使命感や責任ある仕事にやりがいを感じています。
仕事の面白さとしては、新しい試験方法や分析機器の使い方を習得する機会がたくさんあることかと思います。必然的に自身の成長を感じる機会が多いと感じます。また、分析や実験が好きな方にとっては試験業務自体が面白いと思います。

あなたの職種では、どのような経験やスキル、マインドが求められますか?

当たり前のことですが、「ルールを絶対に守る意識」がとても重要です。品質管理部に限った話ではありませんが、医薬品製造工場には非常に多くのルールが存在します。数多くのルールを把握し、逸脱することなく作業することが強く求められます。例えば、試験で得られた結果をその場で即時記録して残すといった、几帳面な姿勢が大切です。
また、化学実験や機器分析(HPLCやGC等)の経験がある方は品質試験に馴染みやすいかと思います。
もちろん経験豊富な方もそうでない方も、入社後には先輩社員が丁寧に指導いたしますのでご安心ください。

あなたが沢井製薬へ入社を決めた理由を教えてください。

沢井製薬は生産数量および生産品目数が共に多く、多くの医薬品を社会に供給しています。そこで、多くの患者さんのお役に立つことができる沢井製薬で仕事がしたいと思い、入社を決めました。 入社して感じた会社の魅力はメンター制度やOJTによる、新入社員に対する手厚いサポートがあることです。
また、人事評価制度により、上司との定期的な面談が実施されます。その中で誰でも自身の成果をアピールする場が用意されています。
さらに、経験した職場の魅力はチーム内外の助け合いが活発で上司や先輩が意見を求めてくれるため、意見を出しやすいところです。私が経験した職場は三田/三田西工場と関東工場ですが、前述の魅力は共通していると感じました。
一方、分析機器の型式(メーカー)、使用するシステムやソフトウェアは工場間で違いがありました。

就職活動の際に検討していた業界、着目していたポイント、会社選びの軸を教えてください。

学生時代には主に工業化学を学んでいたこともあり、製造業界への就職を志望していました。中でも沢井製薬を含むジェネリック医薬品業界に強く惹かれていました。理由は様々ありますが、一つは社会への貢献度の高さです。医薬品を社会に供給することで、多くの人の健康な生活を守るための一助となります。加えてジェネリック医薬品メーカーは、安価な医薬品を供給することで医療費削減を通じた社会貢献も同時に行っています。また、生産品目数が多く(たくさんの種類の医薬品を生産している)、大勢の患者さんのお役に立つことができる点も魅力的だと感じました。

就職活動の時にやっておいてよかったこと(もしくは、やっておいたらよかったなと思ったこと)を教えてください。

就職した先輩など身近な社会人の方と話すことや、ワークショップやインターンシップへの参加を通じて、「働く」ということを具体的にイメージすることを意識して取り組んでいました。
また、自己分析により自身の強み・持ち味・価値観を理解して自分の軸を決めることもやっておいてよかったことの一つです。さらに、論理的思考力を身につけることは就職活動はもちろん、就職後の幅広いビジネスシーンでも役に立ちます。
働きたい業界を決めて、入社したい企業を順位付けし、自分がなぜこの順位にしたのかを言語化することでやりたい仕事や、なぜその仕事がしたいのかを整理できるかと思います。

今後の目標、キャリアプランを教えてください。

現在は、試験責任者を目指しています。試験責任者の主な業務としては以下のようなものが挙げられます。
・試験結果が基準から外れた際の原因究明や是正措置、今後の予防・対策を考え、定められた記録を残すこと。
・試験結果が基準から外れた際の関連部署との協議、試験計画の見直しや各種定められた記録を正確に残すこと。
・各都道府県の薬務課などによる査察対応。
・査察にていただいた指導事項・指摘事項に対して、課内で協議し改善策を考えること。
・試験者への指導および教育など。

ある1日のスケジュール

  • 8:30 出社

    朝礼、メールチェック、試験スケジュールを確認します。

  • 9:00 試験業務

  • 13:00 打ち合わせ

  • 14:00 試験業務

  • 16:30 試験データの整理(上司へ報告書を提出)、実験器具の片付け

  • 17:10 翌日の準備をして終業

最後に、業務の年間スケジュールで繁忙期の時期などあれば、時期と理由を教えてください。

新製品査察対応のため、4〜6月、10月〜12月は繁忙期となります。

※こちらの掲載情報は2025年3月末の情報です。

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